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リトグラフ制作工程 4
製版・ラッカー機材&材料・版の準備と描画・製版1(etch)・製版2 (ラッカー)・製版3(製版インク)・刷り
ここでは、版上に描かれた絵の描画材料(クレヨン)を洗い、その部分にインクを引きつけやすい液体(ラッカーベース、チンクタール)で置き換える。
版の洗浄には溶剤を使うため室内の換気扇を回したり窓を開けるなどして換気をして、また有機溶剤用マスクと油作業用手袋を着用する。テレピン (シンナー)で絵を洗う▼ ラッカーを塗る▼ チンクタールを塗る▼ * * * * * 8) テレピンで洗う:
アラビアゴムがしっかりと乾いているのを確認して、版上のクレヨン等をテレピンと脱脂綿で洗い落とす。(版上に水滴が飛ばないよう注意!)
換気扇のスイッチを入れ、有機溶剤用マスク、油作業用手袋着用!
*テレピンの代用としてプリントクリーナー、灯油なども使えます。
クレヨンの黒い部分が無くなるまで洗い続ける。
脱脂綿で洗いウエスで拭き取る。この作業を何度も繰り返して版上のクレヨンを落とします。
イメージが大きいと時間がかかります。テレピンではすべてを落としきることは無理です。
<山本氏の描いた絵が消えてしまいます!>
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ラッカーシンナー:
次にラッカーシンナーと脱脂綿でテレピンで落とせなかったイメージを洗う。
換気扇のスイッチを入れ、有機溶剤用マスク、油作業用手袋着用!
あまり力を入れすぎないように注意。
脱脂綿が汚れなくなるまでこの作業を続け、
クレヨンを完全に取り除いた版。
この時点で油性分に反応した部分は白くなって版上に現れてきます。
(もし、イメージ周りの余白に汚れがある場合はアラビアゴムを塗って消去してしまいます。アラビアゴムはドライヤーで完全に乾かしてください。)
最後に版を乾かす。<絵を洗い落とした版>
エゲンラッカー(ドイツ製)は、油性分と反応した部分を補強し、イメージ部分を安定させる。ラッカーは無くても製版できますが、あった方が安心です。
(石版の場合は石の油性分に反応する性質が強いのでラッカーは使いません。)換気扇のスイッチを入れ、有機溶剤用マスク、油作業用手袋着用!
イメージ中央にラッカーを垂らし、
脱脂綿でイメージ部分全体に行き渡るようにラッカーを塗る。揮発性の強い溶剤を含んでいるので素早く作業してください。
ウエスを使い素早くムラのないようにラッカーを延ばし、
ドライヤーで版を乾かす。<ラッカーを塗った版>
タールという名前のとおり油性分が強く、イメージ部分に強力な油性の膜を作ってくれます。そして刷るときにインクを引きつける役目を担う。
残念なことに現在日本では製造中止になってしまったので、買うことが出来ません。
イメージ中央にチンクタールを垂らし、
イメージ部分全体にチンクタールを塗る。
ウエスを使い素早くムラのないようにチンクタールを延ばし、
版を乾かす。休憩時間です。
<チンクタールを塗った版>
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