[勘定捌き]の特徴

[勘定捌き]は中小企業を対象に開発されたものでありますが、市販の会計ソフト と比較して次のような特色を備えています。

1) プログラムの開示

既成の会計ソフトは一般にブラック・ボックス方式を採用して、プログラムを 秘密にしていますが、[勘定捌き]はオープン方式を採用していますので、ユーザー の実状に応じた会計システムを構築する上で、種々の便宜を提供することが可能で す。

2) 基本ソフト及び言語

[勘定捌き]は最も普及している表計算ソフトの一つである Lotus 1-2-3 for Windows または for OS/2 (どちらも日本語版)を基本ソフトとして利用し ており、また、プログラミングは同ソフトのマクロ・コマンドで構築されていますの で、コンピュータ言語を知らない一般ユーザーでも容易に使いこなせます。

3) 自由に設定できる勘定科目体系

ユーザーが現在採用している勘定科目体系を変更することなく、そのまま使用 できますので、システム化に伴う切り替えトラブルを最小限に止め、会計業務の効 率的な運営を計ることができます。

4) 現実環境への適応性

上述のように、[勘定捌き]はプログラムを開示し Lotus 1-2-3 をベースに 構築されており、また、勘定科目も自由に設定できますのでユーザーが企業の実状 に合うように、その内容及びプログラムを変更することは既成のソフトに比べ、よ り簡単であります。

5) 元帳その他帳簿の拡大

Lotus 1-2-3 の1ファイル当りのワークシートは最高256枚まで追加が可能 であり、各ワークシートのセル(既定値で9半文字を収容)の数は 縦 8,192 行 x 横 256 列 = 2,097,152 に達します。 さらに、画面上に最高16ファイルを同時にオープンすることができますので、ファ イル間の複写、移動や引用計算が容易かつ迅速に処理されます。従って、コン ピューター自体の容量が対応できる限り、いかなる拡大やシステムの高度化に応じ ることも可能であります。

6) 簡単なデータ入力

仕訳帳への借方・貸方勘定科目の入力は3桁のコード番号を入力することで、自 動的に行われます。摘要は実際に入力した文例を一括して、または都度登録すること により、自動表示されるようになります。借方と貸方の勘定科目の一つの組合わせ に対して複数の文例が登録された場合には、最大8摘要文が自動的にメニュー表示さ れ、その中の適当な摘要をWクリックすれば、それが摘要欄に自動的に記入されます。 さらに、伝票番号は自動的に入力されますので、後は借方に日付と金額とを入力し た後、支払人または支払先を入力するだけですみます。貸方の日付、伝票番号及び金 額は自動表示されます。これにより、記帳作業の飛躍的な能率向上が期待されます。

7) 月末・期末残高の自動繰越手続き

月末・期末における帳簿の締切及び残高の繰越手続きを人力で行うことは、勘 定科目が多い場合は多大の時間を必要とする作業になりますが、[勘定捌き]では表 Cに示されておりますように、これらの作業は自動化されていますので、月末・期末 あるいは月初・期初に余儀なくされている長時間残業から開放されます。

8) ユーザーの理解度に応じたマニュアル

[勘定捌き]のマニュアルは上述のように3部から構成されており、初心者は第 2部を読むだけで、操作することが可能になり、熟練者は第3部を読むことにより、 内容及びプログラミングを理解するとともに、それらを実状に合うように、適宜変 更することができるようになります。

9) 期待される学習効果

プログラムは全て開示され、かつ、詳細な解説がついていますので、ユーザー はもとより、 Lotus 1-2-3 を勉強し実務に活用しようとする経営者、管理職者、 会計担当者、学生などにとっても、[勘定捌き]は有益な参考資料になり、大きな学 習効果をもたらすことが期待されています。

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