斜陽の頃〜finale




ささやかな風は小刻みに震え
光を含んだ雲は遙か彼方へうねりをあげる

こがね色の幕の向こう側には
いくつもの星々が
深い眠りから覚めつつ
最後のおぼろな夢心地

この世にひとつとして変わらぬものはなく
この世にひとつとして終わりなきものはなく

こうしてまた
ひとつの斜陽の頃の西空にも
燃え立つフィナーレの時が訪れる





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